皆様!
これは、バッハが使ったジルバーマン・ピアノのレプリカによる演奏です。
芯があるのにまろやかで、竪琴のような、人間の声のような、不思議な音、
それまでには無かった音、そして、この後のピアノにも無い音です。
バッハのイメージした音楽に近づくための入り口が、確かにここにあると、私は思っ
ています。
そして、今回のDVD製作では、シャコンヌの演奏に、これを使おうと思っています。
シャモアchamoisとアンテロープantelope。両方とも羚羊とかカモシカの仲間ですが、
これらの革を最近手に入れました。これをジルバーマン・ピアノのハンマーに貼った
ところ、音が一次元アップしました。
人間の言葉のような、母音的なキャラクターがピアノの音の中に聞こえてくるのです。
聴いてみてください!
これで、今回のDVDでも、一段と美しい音で演奏できると思います。
源造
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