皆様こんにちは!
バロックダンサーの岩佐樹里です。
おかげさまで少しずつご支援が集まり、41%までくることができました。
この大変な世の中でも、ご支援くださる皆様方の、温かい気持ちに日々感謝してもしきれません。
現在は、表立った活動にはまだ至っておりませんが、どちらかというと頭の中がフル回転する、そんな活動を日々続けております。
バッハの作品で、当時バロックダンスが踊られた、という記録は残っていないので、
今回は踊る予定の曲、約30曲に振り付けをする必要があり、今私はその振り付け作業に勤しんでいます。
振り付けをする時には、何度も何度も演奏を聞き直して、
楽譜を見て、バッハが何をしたかったのか、音楽は何を語りかけてくれているのか、
それが見えるまで、曲に向かい合うわけですが、バッハの舞曲から本当に生き生きとダンスを踊っている様子が見えてきます。
時にはその舞曲が本当にあまりに勢いよく私を踊らせようとすることもあり、時間を忘れて夢中になってしまうことも多々あるほどです。
見えてきた踊るバッハの舞曲を舞踏譜と呼ばれる18世紀から残っているバロックダンスの記譜法に書き下ろし、
振り付けを一つずつ完成させていくのですが、今のところまだまだ全ての曲の完成までは遠い道のりですが、
それでも、毎日新しいものが見えてくるバッハの音楽に、次は何が起こるのかとわくわくが止まりません。
先日、茨城県水戸市の偕楽園のすぐ近くにある水戸奏楽堂という個人所有の素敵なホールを
チェンバロ製作家の久保田彰さんのご協力の下で、見学させていただきました。
外観はとてもモダンな雰囲気なのですが、中に入るととても素敵なアンティークの調度品が備え付けてあるロビーで、
ホールの中はとても音の響きの良い、素敵な空間になっていました。
12月の1回目の収録ではこの水戸奏楽堂をお借りできることになりました!
バルコニー席もあり、様々なアングルからダンスがお見せできるのではないかと思います。
今日も頭の中でイギリス組曲の舞曲が流れています。
道を歩いている時、小鳥の囀りを聴く時、公園に座って木漏れ日を見る時、
そんな何気ない時にフッと振り付けが天から降ってくる。
このバッハが私たちに残してくれた美しい作品を、みなさまのお力で楽しませていただけることが本当に幸せです。
どうぞこれからもご支援のほど、よろしくお願いいたします。
バロックダンサー 岩佐樹里
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