1回目撮影が終わりました!

1回目の撮影が無事終わりました。今回の撮影では、バッハのシャコンヌと、イギリス組曲6番を収録しました。
もともとはイギリス組曲の5番も入れて、3曲撮る予定だったのですが、限られた経費の関係で、リハーサルを入れて3日間、本撮影は2日間しかない、というスケジュールで、私たちの思い描く作品を丁寧に撮るのは難しいということが、計画を進めるうちに段々と分かってきて、1日1曲、計2曲を撮影する計画に変更しました。
沢山打ち合わせを重ね、準備してきた撮影でしたが、実際にやり始めるまでは、果たして本当に思い描いたことが出来るのか、不安もありました。
でも、始まってみると、源造先生と樹里先生が考え尽くし、創り上げてこられた世界の、要望や希望をしっかり受け止めて、撮影監督さん率いる撮影部の皆さんが、次々に実現して下さいました。そして、その場で又新しいアイデアも生まれました。
シャコンヌの中で、オルフェウスに扮する樹里先生が、ハデスに見立てた源造先生に話しかける、という場面があったのですが、その瞬間に、源造先生が確実にそれを感じてそちらに眼差しを向けられる、という奇跡もありました。
それぞれが最高の仕事をして、エネルギーを一つにして、作品を創る現場は、最高に楽しく、ワクワクし通しの3日間でした。
プロジェクトに賛同して協力して下さった水戸奏楽堂さん、コジマ録音さん、そして、楽器運搬から楽譜チェック、その他手厚いサポート力でお手伝い下さった山川節子さん、本当にありがとうございました!
2回目の撮影は来年5月八ヶ岳音楽堂で行います。
来年、又最高の収録が出来る様に、又新たなスタートに向けて、頑張ります!
(事務局 幡谷幸子)